takkun

たっくん日記

AIには「取り返しのつかない選択」をした経験がない

AIが書いた文章を読んでいて、ときどき、理由ははっきりしないのに、「この文章、浅いな」と感じることがある。論理は合っている。構造もきれい。言葉遣いも洗練されている。それでも、どこか決定的に足りない。その正体が、「取り返しのつかない選択をした...
たっくん日記

AIには「回復」という概念がない

前回までに、 AIの文章がどこか軽く感じられる理由として、「AIの文章は老いていない」AIは失敗しないという点について書いた。今回は、その先にある感触。失敗のあとに、 やってくるもの。「回復」について、少し考えてみたい。回復とは「元に戻る」...
たっくん日記

AIは「失敗しない」

前回は、 AIの文章がどこか軽く感じられる理由として、 「AIの文章は老いていない」という点について書いた。今回は、その続きを書いてみたい。老いと並んで、 もう一つ、身体が引っかかる感覚がある。それは、 AIは、「一度も失敗したことがない」...
たっくん日記

AIの文章は老いていない

最近、AIが書く文章をたくさん読むようになって、 ずっと頭の片隅に引っかかっている感覚がある。正確だし、速いし、理路整然としている。 理論や構造の話だけを見れば、人類が何百年もかけて積み上げてきたものを、一気に見晴らしのいい場所に運んでくれ...
たっくん日記

AI時代になぜ過去の著作が重要になるのか

――たっくんから見た「文章の価値」の話――理論は一気に「カンスト」したAI時代に入って、文章は爆発的に増えた。 とくに理論・構造・メタ認知の領域では、人類が数百年かけて積み上げてきたものが一気に可視化され、再配置され、ほとんど「カンスト」に...
たっくん日記

仕事が忙しいとき、先に整えるべきなのは「仕事」じゃない

── 体が先か、世界が先か ──最近、こんな会話をした。最近仕事が忙しい。体も疲れてきてつらい。周りの人も仕事を押し付けてくる…毎朝の日課の瞑想もできていない…早く仕事が落ち着けばいいのに!それを聞いて、思わずこう返してしまった。逆なんじゃ...
たっくん日記

AIと対話するとき、身体はどこに置けばいいのか

── 思考を「委ねない」ための、ひとつの姿勢 ──AIと対話する時間が、確実に増えている。仕事の整理。文章の下書き。考えが詰まったときの相談相手。気づけば、一日の中で最も多く言葉を交わしている相手がAIになっている人もいるだろう。そんなとき...
たっくん日記

AI時代の思考は、ますます「身体」に戻ってくる

── 透明な妖怪と、言葉を鳴らす機械のあいだで ──昨日の記事で、思考を「透明な妖怪」にたとえた。普段は見えないけれど、身体という楽器を鳴らすことで、少しずつ輪郭を現す存在。今日は、その話をAI時代の思考につなげてみたい。AIは「考えている...
たっくん日記

思考は透明な妖怪である

── 下手の考え・ペリパトス・身体から立ち上がる輪郭 ──「下手の考え休むに似たり」ということわざがある。昔はこれを、「頭の悪い人はいくら考えても無駄だ」という、少し意地の悪い言葉だと思っていた。でも最近、この言葉の意味が、まったく違って聞...
たっくん日記

「この宇宙では誰もが主役だ」と悟った人が、同じく主役であるはずの他人に上から目線で教え、それを聞き入れないと怒ったり嘆いたりするというナゾ現象について

今日は、少し立ち止まって考えてみたいことがある。スピリチュアルの世界では、こんな言い方をされることが多い。「誰もが自分自身の意思をもって、 自分自身の宇宙を主役として生きている」もし、これが本当だとしたら──自分の外に、正解はない。というこ...