たっくん日記

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思考は透明な妖怪である

── 下手の考え・ペリパトス・身体から立ち上がる輪郭 ──「下手の考え休むに似たり」ということわざがある。昔はこれを、「頭の悪い人はいくら考えても無駄だ」という、少し意地の悪い言葉だと思っていた。でも最近、この言葉の意味が、まったく違って聞...
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「この宇宙では誰もが主役だ」と悟った人が、同じく主役であるはずの他人に上から目線で教え、それを聞き入れないと怒ったり嘆いたりするというナゾ現象について

今日は、少し立ち止まって考えてみたいことがある。スピリチュアルの世界では、こんな言い方をされることが多い。「誰もが自分自身の意思をもって、 自分自身の宇宙を主役として生きている」もし、これが本当だとしたら──自分の外に、正解はない。というこ...
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これからの時代の「優秀さ」とは何か

AIが書いたか、人が書いたかは問題じゃないたっくんは、ずっとこう思ってきた。その文章がAI生成だろうが、人間生成だろうが、それを世界に出すことで生じるすべての善悪、正負、あらゆる影響を、自分が引き受ける覚悟があるなら、同じだと。炎上するかも...
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AIに、自分のサイトを分析してもらった

AIに、自分のサイトを分析してもらった少し前に、ふと思って自分の運営しているこのサイト Vector=Love について、AIに「率直にどう見えるか」を分析してもらった。アクセス数やSEOの話ではなく、文章の性質や、立ち位置、思想としての輪...
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全貌は見えない。それでも、断面を残す

落ち着いて考えられない席に移って分かったこと最近、庁舎内で席が変わった。それまでは、パーテーションに囲まれた配置だった。正面の人と視線が合うことはなく、背中側もロッカーで塞がれている。人の往来は少なく、音も限定的だった。新しい席は、まったく...
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「AIが書いた文章かどうか」よりも大事なこと

覚悟はどこにあるのか最近、ふと思ったことがある。X(旧Twitter)を見ていて、あるポストに対してコメントを書くとき。AIにそのポストを読ませて、「いい感じのコメント」を生成して、それをそのまま貼ることはもう普通にできる。で、技術的にはほ...
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思考は沼、文章は彫像

AI時代に「文章を書く」ってどういうこと?最近、執筆をしていて、「あ、これだな」と腑に落ちた感覚があった。AIで文章を書くようになって、書くのが楽になった、というより──文章ができるまでの工程が、やっと見えるようになった、そんな感じがしてい...
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音と性格と、身体の話

音に性格が出る、という感覚について先日書いた話の続きを、今日はもう少しだけ。あの記事に対して、「音って性格が出ますよね、音楽関係者の間ではよく言われます」という反応をもらった。たしかに、演奏を聴いていると「この人はこういう人なんだろうな」と...
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音が鳴る前の緊張と、AIには持てないノイズの話

12月13日に放送されたNHK Eテレ「ドキュメント 第94回日本音楽コンクール〜フルート部門〜」を観た。正直なところ、最初は「音楽番組だな」くらいの気持ちで再生した。でも、観終わったあと、しばらく動けなかった。画面を消しても、身体のどこか...