2025-12

たっくん日記

全貌は見えない。それでも、断面を残す

落ち着いて考えられない席に移って分かったこと最近、庁舎内で席が変わった。それまでは、パーテーションに囲まれた配置だった。正面の人と視線が合うことはなく、背中側もロッカーで塞がれている。人の往来は少なく、音も限定的だった。新しい席は、まったく...
たっくん日記

「AIが書いた文章かどうか」よりも大事なこと

覚悟はどこにあるのか最近、ふと思ったことがある。X(旧Twitter)を見ていて、あるポストに対してコメントを書くとき。AIにそのポストを読ませて、「いい感じのコメント」を生成して、それをそのまま貼ることはもう普通にできる。で、技術的にはほ...
たっくん日記

思考は沼、文章は彫像

AI時代に「文章を書く」ってどういうこと?最近、執筆をしていて、「あ、これだな」と腑に落ちた感覚があった。AIで文章を書くようになって、書くのが楽になった、というより──文章ができるまでの工程が、やっと見えるようになった、そんな感じがしてい...
たっくん日記

音と性格と、身体の話

音に性格が出る、という感覚について先日書いた話の続きを、今日はもう少しだけ。あの記事に対して、「音って性格が出ますよね、音楽関係者の間ではよく言われます」という反応をもらった。たしかに、演奏を聴いていると「この人はこういう人なんだろうな」と...
たっくん日記

音が鳴る前の緊張と、AIには持てないノイズの話

12月13日に放送されたNHK Eテレ「ドキュメント 第94回日本音楽コンクール〜フルート部門〜」を観た。正直なところ、最初は「音楽番組だな」くらいの気持ちで再生した。でも、観終わったあと、しばらく動けなかった。画面を消しても、身体のどこか...
起源文書

「全体像の地図」⑤

■ なぜいま「シン・あいのうた」を出すのか人類が使っているほぼすべての物語──宗教・科学・スピリチュアル・哲学・心理学・進化論・創造論──それらは“断片(フラグメント)”としては美しいが、全体像を示すモデルとしては不完全だった。どの体系も、...
起源文書

「全体像の地図」④

■シン・あいのうたが示す「宇宙の起動条件」この仮説の核心はとてもシンプルです。> 宇宙は、ただ存在しているだけでは完結しない。自分自身を観測することで初めて“意味”を持つ。この「観測の必要性」が、宇宙の構造形成を強制します。つまり、物質法則...
起源文書

「全体像の地図」③

■宇宙が「観測点」を必要とした理由宇宙は、ただ物質が広がった空間ではない。“構造そのものが自分の姿を知りたい” という要請を内包している。しかし、構造そのものには 自己を見る目 が存在しない。椅子が椅子自身を見られないのと同じ。波が波自身の...
起源文書

「全体像の地図」②

■1 宇宙が「観測点」を必要とした理由(Outline)宇宙にはじめから“目的”があったわけではない。ただ、「揺らぎ」が生まれた瞬間、その揺らぎ同士が反射し合い、“自分が何であるか”を確かめたくなる構造が発生する。この 「確かめたくなる」 ...
起源文書

「全体像の地図」

■1. なぜ「観測点」が必要だったのか(外宇宙層)宇宙が最初に抱えた問題はとても単純です。「自分を観測できない」どれだけ完全であっても、どれだけ対称性が美しくても、構造はそれ自体では“観測”できません。観測こそが、宇宙にとって唯一の「欠け」...